【アウトドア】ジョギングコースに生えてたノビルを食べる!
期間が空いてしまったが気にしない!
気にしない笑
私は2種類の野草をつんできた。
調理という工程をすっとばして野草にかじり付くほど私のベア・グリルス値は高くない。調理が必要だ。
ベア・グリルスならその場で「良質なビタミンですね」と言ってむしゃむしゃ食べてしまうだろう。真似できないが非常にかっこいい。憧れる。
ベア・グリルスのサバイバル番組「MAN VS WILD」のように生きてみたいと思う。もし人生が2回あったらの話だが。
ベア・グリルスについては機会があったら後日ブログにまとめたいと思う。
話がそれてしまった。
当たり前の話だが、採ってきたノビルには土がついている、カラスノエンドウも小さいゴミがついている。
だがら洗わなければならない。
採った時にできるだけ土を落としておいた方がよかった。水道が詰まったりしたら大変だ。
近くの公園の水道で洗うことも考えたが、なるべく人目につきたくなかったのでそのまま持ってきた。
期間が空いた今思い返してみると、公園の水道で野草を洗うことが恥ずかしいことではないと思う。むしろ「何かおかしいですか?」と言えるだろう。
そういった光景を見かけてマイナス方向に考える人は過敏すぎるかもしれない。
しかし、世間において、大半の人間がしない行動において過敏、過剰に反応する人が少なからず存在することも確かだ。
ひょんなことからめんどくさいことになる可能性を考える小心者の私としては、目立つ行動はとりたくない。
目に見えない選択肢が現れたら目立たない方を選ぶのが日陰系サラリーマンの美徳だ。
ノビルを料理する!
ノビルを水道で洗うが一向に土がとれない。
よくよく見るとねぎのように薄皮を表面が覆っていた。
とりあえず薄皮をはがして見る。すると簡単に綺麗になった。
これはすごい。洗う前に薄皮を剥がしてから洗った方が効率が良いことがわかった。
ねっこを切り落として準備が完了した。
ノビル1本につき30~60秒くらいかかった。
根は白く、葉の部分は緑白色で、採りたてだからかノビル全体が生き生きとして生命力を感じた。球根はビー玉くらいのサイズで可愛らしい。
ノビルを料理する前にノビルの思い出!
ノビルという植物の認知度はどれくらいなのだろうか?
会社の釣り好きな後輩にふとした時に「ノビルって知ってる?」と聞いてみたら
「植物図鑑っていう映画に出てました」と言っていた。
私は純粋にうなずいた覚えがある。
本屋で表紙を見たことがあったが、アジカンのジャケットと一緒の絵だなと思ったぐらいで買おうとは思わなかった。
独身サラリーマンは恋愛小説を買わない。読まない。見ない。恋に恋する歳じゃない。
そのあと後輩は続けて,
「彼女と見ました」と言った。
私はそこまで聞いていないんだけど......................
有川浩といえばずっと昔に「塩の街」という本を読んだくらいだ。確かネット上でおススメしてたから買って読んだ記憶がある。
電撃文庫って。ラノベですね、うん。
あらすじは、「色々あって人間が塩になる」って内容だったような気がする。
アマゾンだと評価は星3.5らしい。
話が逸れてしまったが、ノビルは映画に出てくるくらいなので、他の野草と比べて認知度はあると思われる。
しかし、私は違う方法でノビルを知っていた。
今でも強く印象に残っている。感動的な話だったからだ。
「美味しんぼ32巻:ノビルのお見舞い」である。
ネタバレになるので詳細を書かない。
あらすじは、主人公の山岡さんめっちゃ素敵!って内容。そりゃ栗田さんも惚れますわ。大事なものはお金じゃないんだと教わった。
私の中で美味しんぼという漫画は食べ物の教科書的なもので、大きな影響を私に与えた。
この巻ではないが、何巻か忘れてしまったが、美味しんぼから学んだご馳走という言葉の意味は、「食べてくれる相手の為に走り回って自分にできる1番美味しい物を手に入れて料理し振舞うこと」は感動した。
美味しんぼは私にとって料理のバイブルだと友達に言ったら知識が偏っていると言われた過去があるが気にしない。
ノビルを料理して食べる!
植物図鑑ではノビルをパスタに入れているらしい。私は見ていないから知らないが。
美味しんぼでは確か軽く茹でて味噌をつけて食べていたような気がする。全体の下の部分の白いところだけだったような気がする。
そこで私はこれまでに学んだ浅い知識でどう料理するか考えた。
噂によるとエシャレットに似ているらしい。しかし私はエシャレットを知らない。
噂によると辛味があるらしい。
そこで私は1つの料理方法を考え出した。
料理...................................しません!
生で全部食べます!
理由は単純に料理するのがめんどくさいからだ。
美味しんぼでは食べてなかった葉の部分も生で食べることにした。
スーパーで売っていたもろみ味噌をつけて食べることにした。
頑張って自分なりに綺麗に盛り付けた。
こうしてみると何となくいけそうな気がする。
ノビルを食べる!
白い部分に味噌をつけて食べてみた最初の感想は、
辛い
だった。これは子供が生で食べたらお腹を壊すかもしれない。
白い部分を連続で食べるのは少しきつい。生で食べるのなら箸休め程度とかつけ合わせがいいと思った。バクバク食べるのには向かない。
辛味も唐辛子系の辛味ではなく、生のねぎや生のしょうがのような刺激系の辛味だ。
しかし、まずい訳ではなく、むしろ美味しい部類の辛さだった。
私には非常に好きな味だった。野生の植物だからか、生命力を感じる味だ。
何というか、普通の生のねぎに味噌をつけて食べるのとは違う、水分を含んださらりと流れるさわやかな辛さだ。
生の新鮮なわさびをまるごとかじったものに似ているのかもしれない。
私は、生のねぎに味噌をつけて食べたことも、生のわさびをかじったことはないが。
居酒屋のメニューにあったら30代以降に人気が出るメニューだろう。値段は15本で300~400円がちょうど良いのではないかと思う。。肉や揚げ物が沢山食べれなくて、焼き魚が好きな人なら好きな味だと思う。たぶんうちの課長は好きだろうと予想。
ノビルをすりおろしてほっけの干物にのせて食べたら、大根おろしとは違った風味になって美味しいかもしれない。
ノビルに合う酒は、ビールや日本酒よりも麦や芋の焼酎が合うと思う。ノビルに味噌をつけて食べて辛味を味わい、そのあとちびりと焼酎を飲むと美味しいと思う。
生のノビルは晩酌にもってこいだと言える。
葉の部分は白い部分と比べると辛味は少なく食べやすい。繊維質も想像より少なく、まるごと食べられる。しかしねぎに比べて葉の部分は水分が少なめなような気がする。
葉の部分は生で食べてもいいし、味噌汁の具にしていいかもしれない。
葉の部分は熱を通すと風味が減るだろうから、サラダに入れると風味が出てアクセントとなりちょうどいいかもしれない。
結論として、ノビルは美味しい!
今後も定期的に採って食べたいと思った。0円だし、スーパーで買う野菜にはない味、野生的な味で箸休めにもってこいだと思った。晩酌にも最高だと思う。
他にも調理法が一杯あるらしいが、私は飽きるまで生で食べ続けて、飽きたら料理してみようと思った。
ノビルは美味しい!ちなみにノビルを食べて昼寝して起きたらめっちゃ元気が出た。
続きはこっちです!