【アウトドア】ジョギングコースに生えてたノビルとカラスノエンドウを採る!
毎日更新すると決めていたが、仕事の疲れやその他もろもろのだるさからによって、ブログから遠ざかってしまった。
継続する、ということはむずかしいとつくづく感じた。
そもそも自分でハードルを上げすぎたのだ。無理に気負ってしまって嫌になってやめてしまう癖があるのは前から分かっていた。
そこで、考えることをやめ、軽い気持ちで、のりで、何となくふんわりと頑張っていこうかな。
ジョギングコースに生えていた野草を採るよ!
ゴールデンウィークの某日、初夏を思わせる日差しの中私はジョギングしていた。
飲みすぎ、食べ過ぎで太ってしまったのだ。
どんなに食べても太らないと豪語していた十代が懐かしい。
一日で痩せるとは思わないが、やらないよりはマシだと思い走ることにした。
私は多趣味??である、つまり深くハマる趣味がない、熱中できるものがない。かわいそうな人間だ。しかし今日はその浅さが功を奏した。
何にでも手を出す私は、昔から「野食ハンマープライス」というブログを読んでいた。とても面白く興味深い内容ばかりだ。
簡単にそのブログの内容を表すと、「普通に生活している人が見つけられない宝物のような食材を採って食べる」というものだ。
そのブログに感化された私は、ビニール袋をポケットに入れてジョギングした。
食べられる野草を探して生えていそうな場所を探してジョギングしていると、川沿いの道に出た。
住宅街から外れた場所にはこれほど緑があるのかと思って驚いた。
近くの自然に気づかず、夏には自然っていいよねと言いながら奥多摩に遊びに行っていた私はふしあなだ。
まぁ、いま気づけたから良しとしよう。
ジョギングをやめ、草沿いをうろうろすることにした。
草が沢山生えているからなんかあるだろうと思ったが、普段から草を注意深くみることがなかった為、何がなんだかさっぱりわからない。
私には草という1種類の植物にしか見えないが、詳しい人には何十種類の植物の群生に見えるのかな。
とりあえずスマホを片手に歩いて探してみることにした。
超ド級素人の私が、気が向いたからといって野草を見つけようと思ったのが甘かった。
まったく見つけられずに、俯きながら走って帰った。
とは嘘で、あっさり、簡単に見つけることができた。
それが「カラスノエンドウ」である。
そこらじゅうにめっちゃ生えてて、拍子抜けするほどだ。
楕円形の葉っぱに紫色の花が咲いている。
枝は若干つるっぽい。
「カラスノエンドウ」だけ他の草と明らかに特徴が違うので見つけやすかった。
色々なサイトによると、先端の柔らかい新芽を採るらしい。
指でつまむと簡単に採ることができた。
といってもどこからどこまでが新芽か分からなかったので、先端から15cmくらいを摘んでまわった(後々料理編で後悔することになる)
10分くらいで片手分採ることができた。しかしまだまだ生えていたので乱獲ではないと思う。
ここで非常に重要な事態が発生した。
私は人から変な目で見られていないかということだ。
もし会社の同僚が私を発見したら絶対に「??」と思うことだろう。
もしかすると私のしていることを他の人に話して「さらゆめさん、草つんでたよ、変な人w」と話題にするかもしれない。
そう考えたらめっちゃテンションが下がった。
0円の草を摘むのって世間的に社会的にハイリスクだと感じた。
仮に私が美少女だとしても、次の日から不思議系としてジャンル分けされること間違いなしですやん............................
てかそもそも男だし。
そういえば、出社するときに通る川原で菜の花を摘んでいる人を見ることがあったが、私もちょっと違和感を覚えたことがあった。
これからは人に見られないタイミングで採ろうと思ったし、そういう人を見かけても応援しようと決めた。
野草を摘んでいた私のテンションはだだ下がりだった。
そんな中、とぼとぼと歩いていたらもう1種類の野草を見つけた。
「ノビル」である。
他の草より明らかに葉の色が違う。他の草を緑色と表すなら、ノビルは緑白色。
あとは、葉っぱが本当にねぎっぽい。ネットで見たまんまだった。
根元が他の草に比べて太い。
指で引っ張ると全然抜ける気配がなく、しっかりと根を張っていることがわかる。
無理やり引っ張ったら根元からちぎれてしまった。
ちぎれた部分からネギっぽい匂いがした。
ノビルを引っこ抜くためにはある程度掘り返さないと抜けないが、私はもう手で掘り返すような歳ではない。
手で掘り返しているところを人に見られたら恥ずかしいと思った。
そこで、木の枝を拾ってきて軽く掘り返して引っこ抜いた。
上手く引っこ抜くと、ビー玉くらいのサイズの球根が出てきた。
これはやっぱりノビルでしょう!
その辺の地面から食べられる野草を引っこ抜くって楽しいと思った。
スーパーマリオUSAで大根を引っこ抜いた時のマリオもこんなこと思ったのかな。
私は合計10本くらい引っこ抜いた。
しかしノビルのそこらじゅうにまだまだ生えていた。乱獲ではないと思う。
そんなこんなで軽く膨らんだビニール袋を持って走って帰った。
轟雷と比較するとこんな感じになった。
ノビルは見た感じ食べられそうだが、カラスノエンドウは思いっきり草だ。
いまからこれ食べるの........マジで,,,,,,,,,,,,,,,,,,って思った。
見た目本当に草、雑草ですね。
しかし、ここまで摘んで食べないなんてカラスノエンドウに申し訳ない。
意外と美味しい可能性もあるし、もしそうだったらそれは凄いことだ。
普通の人が知らない美味しいものを私は知っているというアドバンテージ。
私はワクワクしながら天ぷら粉を買いに走った。
久しぶりに土を触ると楽しい。
続きはこっちです!